ポット上げが苦手
種まきって楽しい!
小さい種から少しずつ育っていって、「こんなに大きくなりました!」という感動!
だけど、いろいろ面倒なこともある。
私が苦手な事の一つは、発芽した小さな苗をポットに移植する、ポットあげの作業。
割り箸を使ったりスプーンを使ったりするけど、苗が小さいから、不器用には繊細過ぎる…。
それに、セルトレーって一つずつのセルが小さいから、洗うのが面倒…。
ペーパーポットとは
ペーパーポットはその面倒を解消してくれるかもしれないアイテムでした!
ペーパーポットとは、こんな感じ。
紙でできているセルトレーのような感じで、底はありません。
大量に種まきする、農家さん等が使うものみたいですが、私のような個人で園芸を楽しむ者にもよさそう!
なぜかと言うと、
ペーパーポットは水溶性ののりで接着されているので、移植時にはのりが溶けて一本一本の苗に分離することができるから!
しかもペーパーポットは土の中で分解するのでそのまま植え付け可能。
そしてセルトレーを洗う手間もない!
お値段200円弱!
上記、楽天市場の販売店「プラスワイズ」さんのページを見てもらうと、とてもわかりやすいです。
形が、四角形のものと、六角形のものがあり、サイズも様々。
私は今回、11号にしてみました。
縦横3.5cm、高さ3.8cmの四角のマスが、128個くっついています。
楽天だと送料がかかってしまうので、私は近所の「農業屋」さんというお店で購入しました。
種を蒔いてみる
上記、楽天市場のページでは、縦横30㎝×50㎝くらいの育苗トレーにペーパーポットを乗せていました。
ペーパーポットのマス全部(11号なら128マス)を使うならそれでOK。
私は今回、10粒くらいしか蒔くつもりがなかったので、100均で買った長方形のプラスチックトレーに乗せました。
なんとなく通気性が良いように、また持ち上げやすいように、鉢底ネットを下に敷きました。
少しもったいないですが、ペーパーポットは切って使いました。
びよーんと伸ばして洗濯ばさみなどで固定します。
土を入れてしまえば、洗濯ばさみは外しても大丈夫です。
本当は、底がザルみたいになっている、豆苗プランターのようなものが使いやすそうです。通気性が良いし、下から給水できます。
種まき用の土を入れ、その後水をかけて土を湿らせ、底に水が溜まったまま、15分ほど置きました。
溜まった水を捨てて、種を蒔きました。
種まき用の土は吸水しづらく、種を蒔いてから水をかけると、種が移動してしまうかもと思ったからです。土を湿らせて、べちゃべちゃ状態にしてからペーパーポットに入れてもよかったかもしれません。
ポットあげ
今回蒔いた種は、コスモスです。3/14に蒔いて、室内に置いておき、3/17に発芽しました。そして3/21にポットあげしました。
ペーパーポットで育てたのが7日間。もう少し育ててからポットあげした方がいいか迷いました。でも今回は、水やりによって劣化したり、カビが生えるのでは?と心配して早目にポット上げしてしまいました。
次回はもう少し長くペーパーポットで育ててみようかと思っています。そしたらそのまま庭に植えることも出来るかもしれないですね。
一本一本の苗に分離するのは、すんなり剥がれないものもあったのでペーパーポットをハサミで切った部分もあります。
でも、セルトレーからほじくり出すのと比べると、とても簡単!
洗い物も少ない!
なかなかいい感じです。
ペーパーポット、おススメです!今後も使用してみます。
100均でも紙の育苗ポットが販売されています。大量に種まきする人以外は、こちらもなかなか良さそう。こちらはその参考の記事です。↓
この記事の中で「乾きやすい」、「カビが生えやすい」というのを見かけました。
ペーパーポットは7日間しか使っていないので判断しづらいですが、水やりは一度もしていません。
マスがくっついているからか、乾きやすさは感じませんでしたが、もう少し長い期間育てたら、感想が変わるかもしれません。
3月の室内で気温は15度〜20度。そう高くない為か、カビは生えませんでした。
ペーパーポットの難点を言うならば、私の家の近くでは販売店が少ない事。ホームセンターでは見かけず、「農業屋」さんの店舗で購入しました。
店舗で購入することが出来れば、割安で使いやすいのでおススメです!
環境や季節によって、乾燥やカビについては変わるとは思うので、また使用して感想をお伝えしたいと思います!