もちろんメリットは多い(^^)
樹木を鉢植えで育てると、メリットがたくさんあります。
メリット①大きくなり過ぎない
大きくなりすぎると、もし抜きたくなった時が大変。毎年の剪定が大変。お隣まではみ出したり。その心配がありません。
メリット②移動できる
花や葉がきれいな時期は目立つ場所に置いて楽しんだり、枝だけの冬は奥にひっそりと置いたり。
また、寒いとき暑いときに軒下に移動するといった、防寒、遮光が比較的簡単です。
「鉢植え、最高じゃないか！」
と、私も思いました。
でも、やっぱりデメリットもありました。
私が実際育ててみて気が付いた、デメリットについてお話します。
デメリット① 定期的に鉢から出す必要がある
一度鉢植えにしたら、そのままで良いわけではありませんでした。
いくつか、鉢から出さなければならないタイミングがあります。
鉢から出すタイミングと言えば、まずは、鉢増しです。
鉢増しとは、生長するに従って１～２回り大きな鉢に植え替えていくこと。
これももちろん必要です。
そして、「これ以上大きくしない」と思った時にも、鉢の大きさは変えずに、根っこを小さくする作業が必要なようです。
私は、この作業をまだやったことがありません。うちの鉢植えは、まだ２年程度で、根っこが鉢いっぱいに広がっているという状態ではないからです。
インスタなどで見たのですが、生育旺盛なオリーブ等の植木鉢を地面に置いておくと、根が鉢を突き破って地面まで到達することがあるようです。そうなると抜くのが大変…。
さらに、土の中に虫が入った時、根腐れした時も鉢から出すタイミングです。
私は先日、これにあたりました…。
鉢に植えつけて２年程たったスモークツリーがあるのですが、なんだかこの春は花付きが悪い。花が終わった後も、葉っぱか茶色くなってきてしまい、どうもおかしい。
そこで植木鉢から出したところ、（ご想像通りかもしれませんが）コガネムシの幼虫がわんさか。１０匹くらい出てきて、根っこがかわいそうなくらい小さくなっていました。
もとは８号ロング鉢に植えつけていたのですが、あわてて６号鉢に植え替えました。
なんとか復活してくれるといいのですが、どんどん葉を落としてしまって瀕死の状態です（涙）
地植えよりも鉢植えの方が、その植物に被害が集中してしまうので致命的になりやすいです。
被害に合っていないかの確認の為に、少しでもおかしいと思ったら、鉢から出して「見る」ことが必要です。
デメリット② 水やり問題
私は、地植えの樹木は水やりをしていません。でも鉢植えは、水やりが必要です。水はあげ過ぎてもよくないし、あげな過ぎてもよくない、あんばいが難しいです。あと単純に面倒！
デメリット③ 鉢を陶器鉢にすると重い
樹木を植えるとなると、そこそこ大きいサイズの鉢が必要です。8号（直径24cm）から14号（直径42cm）くらいでしょうか。
陶器鉢は雰囲気があって見た目が好みなのですが、大きいサイズだと重い。土を入れるとさらに重い。
それを移動したり、植え替えしようと思うと、めんどくさがりな私にはかなりハードルが高い作業になってしまいます。
お世話のハードルが高いと、つい放置してしまい、枯らしてしまう原因になってしまいます。
楽天市場で見たこちらの素敵な植木鉢。約11号（32cm）で7128円（2024年6月現在）。
重量は14kgと記載がありました。
デメリット④ 鉢をプラスチック鉢にすると倒れる
見た目には目をつぶって、プラスチックの鉢にするのはどうでしょう？
今、うちにある鉢植え樹木は、プラ鉢に植えてあります。スリット鉢です。
楽天市場で 、10号（直径30cm） 990円＋送料880円＝1870円（2024年6月現在）
軽いです。通気性が良くて、育ちが良い気がします。お値段も優しい。
ただ、やはり軽いので、風で倒れやすいのです。
なので対策として、
こんな鉢置きに乗せて、土台を安定させるとか。
こういうのは100均にありますね。100均ブラボー！
あとは、陶器鉢の中にプラ鉢を入れ、2重にするとか。
こうすると多少は倒れにくいです。
ただ、こんな感じで微妙に中のプラ鉢が見えたり、プラ鉢と陶器鉢のサイズを合わせるのが大変だったりします。
素敵な陶器鉢を売るときは、必ずそれにピッタリのプラ鉢（インナーポット）を付けてくれたらいいのに！！！
樹木を植木鉢で育てるということは
樹木を植木鉢で育てるということは、「通常大きくなるものを、小さく育てる」ということ。それは植物にとっては不自然な状態。だから人間が手間をかけなければいけない、と実感しました。
メリットばかりではありませんが、デメリットを知ったうえで、これからも鉢植えしていこうと思います！
